1.往復書簡について
わたし元々、往復書簡スタイルの本に憧れがあったんです。
中村うさぎ×マツコデラックスのやつとか。
あとはつい先日、上野千鶴子×鈴木涼美の往復書簡『限界から始まる』を読了したばかりで、かつて両者の文章をちょこちょこ拝読したことはあったのですが、往復書簡スタイルでは個々人の書く文章だけでは見られないような面白い化学反応が起きるのだなと感銘を受けたので、憧れを超えてついつい自分でもやってみたくなってしまいました。
それに、自分一人でブログ書くよりも、きっとモチベーション高く長く続けられるだろうし。提案に快く同意してすぐに一緒に始めてくれた芦谷に感謝でいっぱいです。
湊かなえのその著作は知りませんでした、読んでみたいね。
2.不確実性の受容
待って、推し福音書ってパワーワードすぎん?
天使様は何やってもアリなんですかねえ。。。
ちなみに私は旧約聖書派でして、推し記や推し書がたくさんあるので、その話もまたいつか。
受容しない・できないという、重要な指摘について。
これに関して、アメリカの神学者ラインホルド・ニーバーによって作られたとされる”The serenity prayer” (ニーバーの祈り)の言葉を紹介させてください。
O God, give us
serenity to accept what cannot be changed,
courage to change what should be changed,
and wisdom to distinguish the one from the other.
神よ、変えることのできない事柄については冷静に受け入れる恵みを、変えるべき事柄については変える勇気を、そして、それら二つを見分ける知恵をわれらに与えたまえ
(梶原寿訳)
出典
http://home.interlink.or.jp/~suno/yoshi/poetry/p_niebuhr.htm
わたしはこの言葉を大学二年生の時の授業で習ってから、ずっと心の支えにしています。
ちなみに宇多田ヒカルの『Wait & See〜リスク〜』という曲の歌詞にも、このニーバーの祈りからの引用部分があります。
“変えられないものを受け入れる力
そして受け入れられないものを
変える力をちょうだいよ”
お母様から送られてきた大量のすりごまも不確実性の一つであり、受容すべきか否かという問いはありますが、結果としてゴマとバナナのマリアージュとの邂逅を果たされたのであれば、それは一つの素敵な不確実性であり、芦谷は愛のある受容をされたのだなと思い、心が温まりました。
3.『女神の継承』
え、そうくる??
いきものがかり、的なノリでひらがなにしてみたのですが、まさかホラー映画の紹介になるとは思わなんだよ。
この解釈の自由さもまた、テーマについて語り合う往復書簡の魅力の一つですね。
それにしても、その映画面白そう!!
他人や外国の精神世界を知りたい、ということに心から同意です。
例えば、アジア圏では神仏に拝む時、合掌をしますね。キリスト教圏でも手を合わせ指を組みお祈りします。神仏などの”超越者”への畏怖・畏敬・尊敬の念や祈り・感謝を表す為なのだろうと思いますが、「手を合わせる」ということがそれらの気持ちを表現する行為として、世界的に普遍的であるということに、長らく疑問と関心を持っています。誰かこの辺についての詳しい本とか論文あったら教えてください。
4.いきもの話
やばい、ここに辿り着くまでついつい語り過ぎてしまって今からやっと本題だ。
わたしは生き物がとっても大好きでして、マンション育ちなものでペットはそんなに飼えなかったのですが、小さいものから大きいもの、有名なものからマニアックなものまで、脊椎動物は幅広く好きです。虫も、蛾とムカデとG以外はいける。
国内でも海外でも旅行に行くときは必ず現地の動物園・水族館はチェックして、行ける限り行きます。クオッカワラビーという動物に会うためだけに、一人でオーストラリアはパースのロットネスト島まで行ったこともあります。
余談ですが、夫も小さい頃から動物が大好きで、ガラパゴス諸島やコスタリカに動物を見に行ったことがあり、動物好き繋がりで意気投合して結婚したと言っても過言ではありません。二人でパンダに会いに、中国・四川省の成都のパンダ動物園兼研究所に行ったこともあります。
そんな動物オタクのオススメ及び、まだ行けてないけどめちゃ行きたい、マニア向け動物園・水族館などを紹介したいと思います。
個人的見どころを一言添えて。
どうしても関東圏が多いのをお許しください。
<行ったことのあるオススメ>
東京:多摩動物公園
多摩動物公園公式サイト - 東京ズーネット
日本で唯一タスマニアデビルに会える動物園。モグラやオランウータンの展示にも力が入っている。最寄駅に鉄道カフェみたいなところがあるので、子連れで行くと一日中楽しめる。
東京:井の頭自然文化園
井の頭自然文化園公式サイト - 東京ズーネット
井の頭公園の敷地内にある。かつて西東京に住んでいたとき、オオサンショウウオとフェネックとリス園を目当てに足繁く通っていました。
神奈川:金沢動物園
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/kanazawa/
個人が作ったイッツアスモールワールドのような、かなり独特な世界観がしばらく繰り広げられるエントランスにまず度肝を抜かれ、しばし放心状態に陥る。
カンガルーエリアが無秩序で、かなり怖いが楽しい。コアラにも会えますよ。
神奈川:八景島シーパラダイス
海と島と生きもののテーマパーク | 横浜・八景島シーパラダイス - YOKOHAMA HAKKEIJIMA SEA PARADISE
ベルーガが触れる。マンボウもいる。
ちなみにベルーガは日本に4施設、マンボウは7施設しかいない。コツメカワウソと握手できるときもあるよ。
神奈川:新江ノ島水族館
新江ノ島水族館
江ノ島で生しらす丼を美味しくいただいた直後に行くと、しらす(カタクチイワシの稚魚)の大群が元気に水槽で泳いでいる様を入り口付近で見せられるので、罪悪感がものすごい。笑
あとはクラゲが見応えありました。
千葉:鴨川シーワールド
水族館TOP|鴨川シーワールド-東京・千葉の水族館テーマパーク
シャチショーが見れる。日本ではシャチはここ含め2カ所でしか見られない。
ここでもベルーガが触れるしマンボウもいる、前行ったときはエイも触れた。
栃木:那須どうぶつ王国
那須どうぶつ王国
今ならスナネコの赤ちゃんに会えちゃうぞ。マヌルネコもいる。
静岡:iZoo
日本初!体感型動物園iZoo【イズー】 | トップページ
爬虫類といえばここ。触れるし館内をカメが闊歩しているし最高。ゴキブリだらけのガラス張りゾーンもあります。
先日アミメニシキヘビが脱走したのを捕まえて一躍時の人となった、白輪さんが園長。
静岡:Kawazoo
日本最大の体感型カエル館 KawaZoo【カワズー】 | 8月1日静岡県賀茂郡河津町にオープン!
iZooの系列。両生類に特化していて、カエル好きな人にとって天国。カエルがそこらじゅうにいるコーナーもあるよ。
静岡:熱川バナナワニ園
熱川バナナワニ園
ワニ、ワニ、バナナ、そしてレッサーパンダ。
あと日本でここにしかいないアマゾンマナティや、超でかいオオオニバスっていう蓮の葉のおばけみたいなやつ等の熱帯植物が見応えあります。
静岡:伊豆アニマルキングダム
触れる|アニマルキングダム
サイのツノや、カピバラとアルマジロ、アリクイなどを触れるレアな経験ができる。
静岡:伊豆シャボテン動物公園
伊豆高原のふれあい動物園 伊豆シャボテン動物公園|伊豆シャボテン動物公園グループ
サルとか鳥が園内放し飼い状態で、自販機でお茶買おうとしたらリスザルの親子が来たりしてびびる。
アカハナグマと、ミナミコアリクイの赤ちゃんと親子がめちゃめちゃかわいい。お土産にたくさんのサボテンが買えるよ。
静岡:沼津港深海水族館
沼津港深海水族館
深海魚ばかりの水族館。深海のアイドルと名高いメンダコに会えるかどうかは運次第。発光器があり光るヒカリキンメダイの水槽は、蛍の飛び交う川のように幻想的。
大阪:海遊館
水族館TOP|鴨川シーワールド-東京・千葉の水族館テーマパーク
とにかく水槽がバカデカくて、見応えがある。ジンベエザメもいる。
ワモンアザラシの赤ちゃんが可愛すぎる。大人になってまんまるな姿もとても可愛いですよ。
福岡:マリンワールド海の中道
マリンワールド海の中道
こちらも水槽がどでかい。迫力満点。
メガマウスの標本もでっかくて感銘を受ける。
ラッコに会える。今現在、日本にラッコは2施設しかおらず、ここと後述の鳥羽水族館のみ。
大分:阿蘇カドリー・ドミニオン
阿蘇カドリー・ドミニオン - 阿蘇カドリー・ドミニオン
クマ牧場として名高い。こぐまと触れ合えるし、他の動物ともかなり距離が近い。
長崎:長崎バイオパーク
長崎バイオパーク - ZOOっと近くにふれあえる九州の動物園&植物園
こちらもありえないぐらい放し飼いで、距離が近くてビビる。南国の鳥とかがガンガン飛んでくる。
鹿児島:いおワールドかごしま水族館
いおワールドかごしま水族館 | ジンベエザメやサツマハオリムシなど錦江湾から南西諸島の生き物500種3万点を展示する鹿児島市の水族館、いおワールド。
桜島の近くの水族館。超でかいピラルクが悠々と泳いでいるアマゾンの水槽が良かった。
沖縄:美ら海水族館
沖縄美ら海水族館 - 沖縄の美ら海を、次の世代へ。-
やっぱりジンベエザメやマンタが大きな水槽でのびのび泳いでいるのを見れるのはいいよね。
沖縄の綺麗な珊瑚がいっぱい見れたのもよかった。
番外編
広島:大久野島
三島市からフェリーで行く、野生化したうさぎが沢山住んでる島。戦時中は毒ガス製造をしていて地図上から消されていた歴史もある。
基本的には臆病とされるうさぎにしては、観光地化していることもありかなり人馴れしていて、ガンガン餌を要求してくる。
ちなみに三島市はタコ飯や、あのクリームパンで有名な八天堂の本店があるところ。
<行ったことないけど行きたい>
宮城:宮城蔵王キツネ村
宮城蔵王キツネ村
きつねの楽園、お膝に乗せて写真が撮れたりしちゃうそうです。羨ましすぎる。
埼玉:埼玉県こども動物自然公園
埼玉県こども動物自然公園 | 公益財団法人埼玉県公園緑地協会
日本にここにしかいないクオッカワラビーと2施設にしかいないグンデイに会える。マヌルネコもいる。早く行かねば。
千葉:市川ゾウの国
市原ぞうの国・サユリワールド/アニマルワンダーリゾウト
つい最近、象が何頭か立て続けに亡くなってしまう悲しい事件が起きてしまいましたね。それでも会いに行きたい。
長野:茶臼山動物園
茶臼山動物園
日本で2施設でしか会えないウォンバットに会える。
名古屋:東山動物園
東山動植物園
イケメンゴリラとして名高いシャバーニくんに会いに行きたい。
名古屋:名古屋港水族館
https://nagoyaaqua.jp/
こちらも日本では2カ所でしか会えないシャチにご挨拶。
岐阜:世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ
世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ - 岐阜県各務原市の水族館
世界最大級の淡水魚水族館とな。長年狙っているのだけどまだ行けていない、今すぐに行きたい。
大阪:天王寺動物園
地方独立行政法人 天王寺動物園 | 目指すものは「ひとにも動物にもやさしい」動物園
日本でここでしか会えないキーウィにご挨拶したい。
大阪:五月山動物園
五月山動物園公式
ここでもウォンバットに会える。
神戸:神戸どうぶつ王国
神戸どうぶつ王国
リニューアル前の神戸花鳥園に行ったことがあり、当時は鳥園と植物園が一体化した感じで楽しかった。スナネコやグンデイやマヌルネコが見れるようになっているらしいので是非行きたい。
和歌山:アドベンチャーワールド
アドベンチャーワールド
言わずと知れた、パンダの日本一の飼育頭数。
ここでフォトウエディングできるそうですね、羨ましい。
三重:鳥羽水族館
鳥羽水族館 公式サイト
日本最大級の飼育頭数の水族館。ジュゴンに会えるのはここだけ。
日本で2施設にしかいないラッコと、めちゃでかいダイオウグソクムシに会える。
う、うわあ。多すぎないように厳選したつもりが、つい気づけばこんなに沢山書いてしまった。。。す、すみません。流し読みしてください。。
動物園や水族館についてつらつらと書きましたが、自然の中でのびのび生きて死ぬのが本来の動物の姿だと思っており、狭い檻や水槽にいる子たちを見るのは窮屈で可哀想だという気持ちもあります。。。
ふれあいというのも、人間側のエゴで動物たちへストレスをかけていることには間違いないので、決して手放しでオススメはできませんが、機会があればつい喜んで触ってしまうわたしがいる。。うーむ。。。。。
5.次回のテーマ
いつも芦谷の提示するテーマってちょっとした文章だから、『ごきげんよう』のサイコロを思い出すんだけど。何が出るかな♪のやつ。そういえばあの番組が終わって以来めっきり小堺一機を見かけなくなったんだけど、お元気なのかしらね。
んー、そしたら
・嘘だと思った本当の話
でお願いします!
いつも冗長にあれこれ書いてしまう癖があり、本当にごめんなさい。
ここまでお付き合い頂いた心優しい皆さん、ありがとうございました。
おやすみなさい〜!!
明日