明日と芦谷の往復書簡(仮)

明日と芦谷の往復書簡(仮)です。

君に、胸キュン。【芦谷編】

1. 胸キュンというかこの時期思い出す話

ホテルのラウンジで仕事をするのにハマっていた時期があって、2019年の年末も駅すぐ近くのホテルでパソコン開いて作業していた。

これは後から知ったんだけどホテルのラウンジって週末になると結婚相談所とかお見合い相談所、遊び目的ではない真面目なマッチングサービスの1on1の場になるのね。

隣のテーブルで向かい合っている男女もそういうために会って話をしている人たちで、盗み聞きするつもりはなかったんだけどすごく興味深かった。

男性は未婚で、とある地方都市の駅前商店街の本屋の跡取り息子。大学は中退して家業を手伝っていて、このご時世紙の本屋は商売なかなか厳しいけど、まぁ商店街の取りまとめ役もしながら頑張ってます、と。

女性は結婚歴があり、前のパートナーとは死別。パートナーは研究者で海外で学会があるときは一緒に旅行がてら行っていた。結婚前は印刷会社で働いていたけど、仕事か社風か合わなくて派遣社員になった。パートナーが亡くなってからは実家に戻って母や妹と旅行するのが最近の気晴らし。

私は結婚とかお見合いとかそういうこと通ってこない人生だから、小説とか映画からそれらの事象を理解し、認識する。だから隣のテーブルで繰り広げられている会話がまさしく小説や映画のようで、ただ演者はどこぞの一般人で、そのアンビバレントさがとても興味深い経験だった。男の人は池田鉄洋に似てた。

結婚したら子どもは何人、みたいな話までしてたから、「へぇ~ファーストコンタクトでそこまでしっかり確認するんや」と驚いた記憶がある。

人の人生の断片的な話というか、生き様みたいなものって見聞きすると胸キュン・・・とはちょっと違うけど、考え事してるときに脈絡なく頭の中に戻ってくるのよね。あのときの男女の会話もまさしくそんな感じで、年末になると「あの二人どうなったかな~」ってちょっとだけ思い出す。

 

2. 夢小説の話

夢小説としてアウトプットしたものを他人がどう思うかはさておき、妄想で盛り上がれるって心身共にヘルシーじゃないとなかなかできないな、と今年痛感した。

 

3. 君に胸キュン。ソング

さっきBOTTOMS観終わったんですけど、エンディングのCharli XCXの曲が超良かったんで、君に胸キュン。ソングはこれかな

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4. 次のお題

多分あんたの番よね?マカセタワー